知人から相談したいと電話があったので出かけてみれば、
なんとマルチ商法へのお誘いだった。
マルチ商法とか、ネットワークビジネスとか、Multi-level marketing(MLM)とか、様々な呼称がありますが、要するに特定商取引法上の連鎖販売取引のことなんですよね、大半は。
一応合法なんですが、会員による勧誘の仕方や会員自身の生活破綻が今なお問題になっているわけでして、私としては全く参加する気がしない。
会社組織がしっかりしていようと、販売する商品が優良なものであろうと、この連鎖的な販売形式自体がろくでもないものに見えてしまう。
誘われたのは、免疫ミルク(商品名は「サステナ」)を販売商品とする、スターリジャパン株式会社のシステムだ。
調べてみれば、商品自体はさほど胡散臭いものでもない。会社組織も、登記事項証明書で確認したわけではありませんが、どうやらちゃんとしたもののようである(米国スターリデイリーバイオロジカル社の日本法人だそうです)。また、末端会員にも多少はお金がいきわたるシステムになっているようであり、組織内での格差はそうひどくもない。
欠点は、あえていえば、商品の価格の高さでしょうか。
一箱30袋入りで希望小売価格18,900円。
会員価格は13,650円です。
会員はこの13,650円を毎月支払うことで、オートシップという権利を取得し、権利収入を得ることができるとの説明でしたが、私を誘った知人は、自らが紹介したある人の支払いをすでに負担していました。つまり、13,650×2=27,300円を負担していたのです。
紹介するたびに自分の収入に寄与するアフィリエイターが増えていく、ということを強調していましたが、そんなアフィリエイターが1,000に増えようが、売れなければ何の意味もありません。
売れればいいのでが、値段の高さを考えると、大して売れないような気がします。
見せてもらった商品のチラシの文句は、薬事法違反すれすれって感じにも見えました。「免疫」の文字をあえて使わず、「健康本能ミルク」との表現でしたが、「スターリミルク」を宣伝販売するサイトを見てると、「免疫」の文字がそこかしこに躍っています。食品である以上、免疫機能の改善を謳ったら薬事法違反なのですが、間接的にであれ、免疫機能に対する効能を謳っていることは間違いのないところ。
遅かれ早かれ行政処分を受けるんじゃないのかな?
リュウマチ等の自己免疫疾患を患ってる人たちにとっては、試してみる価値があるだろうとも思うので、こうしたマルチ商法に利用されてしまうのが残念な気もします。
マルチ商法大手のニューウェイズが業務停止命令を食らったのは記憶に新しいところですが、マルチ商法的なものへの一般の人たちの反応は悪くなることはあっても、良くなることはないでしょう。
私の経験で言えば、創価学会系と思われる「サミットインターナショナル」の高機能ハイソックスを買わされた苦い思い出があります。若かったんでしょうね。職場の学会員から勧められて、同僚一名とともに自宅に赴き、結局一万円ぐらいの靴下を買ってしまいました。効果のほどは何とも言えないのですが、いくらなんでも高かったと今は思います。その同僚がおそろしく可愛い娘だったのでいい思い出だったりもするのですが、まあ、馬鹿なことをしたなあ、と思います。
とにかく強調したいのは、
マルチ商法にのめりこんで親類、知人、友人等に勧誘することで、実に多くのものを失ってしまうということです。勧誘の執拗さは、結局、自己中心的な性格と勧誘相手の心情への無配慮を露呈することになり、それは容易には取り返しのつかないことなのです。
欲に目がくらんで周囲が見えないという醜態を晒しているわけで、これは甚大な損害と言わねばならないでしょう。
私を勧誘した知人には、滾滾とそのデメリットを説いたつもりですが、あまり納得はしてもらえませんでした。
残念ですが、痛い目に遭わなければ理解はしてもらえないでしょう。
私もそうでしたから。
世の中に美味しい話はない。
血のにじむような努力なくして成功はない。
安易な成功話はすべて疑ってかかれ。
「あなた」にしか頼めない、と言われるほどの技量・知識を頑張って積み上げろ。
何度も言う。
安易な成功話はすべて疑ってかかれ。
そんなものはこの世に存在しません。
「無欲な真摯さ」
これを頑張って身に付ければ、
いつか必ず成功する、と思います。
「天網恢恢疎にして漏らさず」です。
今日は所用があって、千葉県柏市のモラージュ柏という大型商業施設に行ってきた。
最近新館がオープンしたとかで、新館はまさにピカピカ。ここのコンセプトは「自分流のスタイル発見」と「生活情報の拠点」なんだそうですが、さっぱりよく分かりませんでした。一度行ったぐらいじゃ無理ですかね。
ここは、食品スーパーの「ヤオコー」、ホームセンターの「ロイヤルホームセンター」、大型スポーツ用品店「スーパースポーツゼビオ」の3つの大型店舗を核に、約80の専門店で構成されているそうですが、今回の増床でまあ、100は超えたかもしれません。しかし、それにしても人の数が少なめで先行きが心配になります。理由はだいたい見当がつきます。規模が中途半端なために、近くの大型商業施設に客をとられているからなのでしょう。
なんせ近くには、敷地面積41,654平方メートルの「ららぽーと柏の葉」(185店舗)や、テレビでも話題になった越谷市にある敷地面積261,633平方メートルのイオンレイクタウンに加え、流山おおたかの森ショッピングセンターやイオン柏ショッピングセンターなんかもあって、かなりの競合地帯になっているんですよ。これ以上増えたらつぶしあいですな。地元の商店街はさぞや閑古鳥が鳴いていることだろう。ちなみに流山市の商店街で焼肉屋に入ったのですが、夜の八時半ぐらいから十時半ぐらいまで他に誰も客は来ませんでした。仙台牛の美味しい肉を出してる店なのですが、大丈夫なんだろうか?
私の住む横浜もなかなかひどいもんです。アピタ長津田、トレッサ横浜、ららぽーと横浜、横浜四季の森フォレオ、ショッピングタウンあいたい、モザイクモール港北、キュービックプラザ新横浜など、いずれも10年前にはなかったものです。おまけに、隣接の大和市にはイオンとイトーヨーカドーがくっついた「やまとオークシティ」というどでかい商業施設はできるし、同じく隣接の綾瀬市にも「綾瀬タウンヒルズSC」なんていうスゴイのができてしまった。こいつらも10年前にはなかったはずだ。
こうした傾向がさらに続いていくと、広く分散して存在していた各種の商店が次々と撤退していって、いちいち遠くの大型商業施設に買い物に行かざるを得ない羽目になりそうだ。特にイオンはひどいですね。元民主党代表の岡田克也さんの実兄である岡田元也さんが社長をやってるんですが、まるでイトーヨーカ堂イジメと言えなくもないことをやっているようにも思います。まあ、競争社会ですから仕方がないのかもしれません。
しかし、そんなイオングループの業績にも陰りが見えてきたという新聞報道があったりします。まるでかつてのダイエーのようですね。閉鎖を予定する店舗を増やしたなんていう記事も見かけました。不景気なんで車を手放す人も増えるでしょうから、駅近の店舗をあまり持たないイオングループの業績は今後さらに悪化していくのかもしれません。
とにかく、大型商業施設が増えすぎです。便利に感じる人もかなり多いでしょうけど、過ぎたるは及ばざるが如し。どうしても作りたいなら、足腰を悪くした人でも気軽に来れるように、自前のマイクロバスを多数運行するなどの配慮を施して欲しいものだ。駅との往復とかだけじゃ不十分に思います。弱者を思いやってこそ、強者が強者でいられる資格があるというもの。資本の論理だけで動いていては、きっと繁栄は続かないでしょう。「驕る平家は久しからず」です。
さて、
もう寝るとするか…。

結婚式スピーチ