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 2005年08月 

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森田正馬の言葉  かくあるべし、は… 

≪森田正馬博士の言葉≫ 

神経症治療の方法として有名な森田療法の創始者の言葉です。
やや長いですが引用します。


☆☆☆

「つまらない事を考えないようにしたい、いやな考えを起こさないようにしたい」と工夫し努力し苦痛懊悩することがある。然るに吾人は者に触れ事に接して或る感じが起こり考えが湧き出るという事は、生きている間決して否定する事のできない事実現象である。吾人は断食することも裸体でいることも出来るが、考えない事だけは、どうにも仕方がない。
それは冬を暖かいと思い、小便を出ないようにしようと努力するのと同様である。この極めて不可能事を少しも不可能事と知らないという事は、甚だ滑稽であり又不可思議の思想ではあるまいか。之は動かすべからず事実を机上理論で支配しようとする思想の矛盾である。又自分が楽になりたいという欲望と、苦痛から逃れたいという心との間に起こる葛藤の内の戸惑いであり迷妄である。

               森田正馬全集 第3巻 P.105~106

☆☆☆

世界的にも有名な「森田療法」の創始者、森田正馬の言葉です。
手を洗っても洗っても気が済まなくてときには何時間も手を洗い続けたりする潔癖症。
ガスの元栓の確認、外出時の鍵の確認などに多大な時間を費やしてしまう確認恐怖症。
眠らなければ眠らなければとそのことにあまりに意識が行き過ぎてまともに眠れなくなってしまう不眠恐怖症。

その他いろいろなタイプの神経症があります。

森田療法というのは、あえて簡単に言えば、
自分にまつわりつく様々な不安はとりあえず「あるがままに」まかせ、
本来したいと思っている目の前の必要事を「不安がありながらも」こなしてゆくことにより、様々な症状の軽減、あるいは崩れた生活の回復を目指すものです。

本当を言うと、
森田療法はこんなに簡単に説明できるようなものではなく、
また、言葉で説明するとかえって誤解を招きそうなので、
説明すら控えようと思いました。

ただ、それでは何がなんだか分からないと思うので、
あえて説明を試みました。
もし興味を持たれた方がいましたら、森田正馬先生やその弟子である高良武久先生(いずれも故人)の著書を読まれるとよいと思います。

神経症でない人であっても、
様々な苦悩への対処法として大変有益だと思います。

最後にもう一つ、森田正馬先生の言葉を紹介します。



 かくあるべしという。それでもなお偽りである。

 あるがままに行動する。それこそ真実である



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至高の愛 「コリント人への第一の手紙」から 

≪コリント人への第一の手紙≫ 


☆☆☆


愛は寛容であり、愛は情け深い。また、ねたむことをしない。

愛は高ぶらない、誇らない、無作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。

不義を喜ばないで、真理を喜ぶ。

そして、
すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。


             コリント人への第一の手紙 第13章より
  
☆☆☆


新約聖書の一節である。結婚式で聞いたことのある人もいるかもしれません。何年も教会に通ってるクリスチャンでこの一説を知らない人はまずいないでしょう。それぐらい有名な一節です。

これはキリストの弟子であったパウロの言葉です。

これがキリストの説いた本当の愛であり、本当の愛であれば、
まさにそれはこのようなものである、言っているわけです。

さらに同じ第13章でパウロは、
「このように、いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。」
と書いています。

自分は普通の人よりは優しくて思いやりがあり、愛にあふれた人である、などと思っている人は…、ぜひ検証してみてください。

別にそういう人を責めているわけではありません。
さらに愛を純粋なものにしていってほしいと、思うだけです。

私などは昔は時々思ったものです。


一瞬でよいから、この「愛」を体現できたなら、
私の一生は報われると。
生きた甲斐があったと。
他には何も望むまいと。

そのくらい、それほどに、
愛は難しいものと考えていました。

いまもそんなには変わらない…。


一生の間、
お金持ちで、
家族、同僚、友人などに恵まれ、
健康で若々しく、
自分が望んでいたような自己実現ができて、
人からの評価も上々で、自尊心も満たされ、
平和と安全が保障されている事と、

この至高、至純の「愛」をたとえ一瞬でよいから
自ら実行できる事と、

どちらを選ぶつもりかと問われたなら、

私は、後者を選びたい。
いや、

後者を選ぶ人間になりたい。


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魂を揺らす言葉  二宮尊徳 

≪二宮尊徳の言葉≫ 

☆☆☆

天理に叶う時、富貴来る
                二宮尊徳  

☆☆☆


二宮尊徳とは、農政家でもありまた思想家でもあった人です。神奈川県の小田原が出身で、小田原駅には二宮尊徳の像が建っていたりします。
教科書にも出てくるぐらいの人なので知らない人はあまりいないでしょう。

さて、
てんり「天理に叶う時」の「天理」ですが、これは一般的には「天の理(ことわり)」、すなわち、天地万物を統べる根本的なルールのことでありますが、人によっては「神のご意思」「人の道」などと言った方が分かりやすいかもしれません。ちなみに天理高校の「天理」は、「神の御働きの筋道であり、秩序である。」などと説明されているようです。

その「天理」に叶う時に、富貴来るというわけです。

ちょうど似たような意味合いの二宮尊徳の別の言葉を紹介しましょう。

「すべて商売は売りて喜び、買いて喜ぶようにすべし。売りて喜び、買いて喜ばざるは道にあらず。貸借の道もまた貸して喜び、借りて喜ばざるは道にあらず。」

つまり簡単に言えば、どのような道であっても自分も相手も喜ぶように事を行いなさい、ということです。そして、そのように行うならばそれは「天理」に叶うことであるのだから、「いかにしたら儲かるか、成功するか」などとばかり考えていなくても、商売にしろ何にしろ自然と必要なもの(特にお金ですね。)は貯まっていく、ということです。

逆に言えば、人の道に反するようなやり方で商売等を続けてもそれは長続きしない、ということにもなるでしょう。

お客様の満足を何よりも第一に考えることは、場合によっては少なからぬ出費を伴いますよね。
しかし、二宮尊徳を代弁して言えば、
長い目で見ればそれは必ず良い結果につながり、商売はますます繁盛
する、そういうことになると思います。

私もどこかそんな風に信じています。


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不思議な、また当然な言葉の類似。 

≪仏陀、そしてキリストの言葉≫

 
☆☆☆


他人のしたことしなかったことを見るな。
自分のしたことしなかったことを見よ。
                    仏陀


自分の目に梁(丸太のようなもの)があるのに、
どうして他人の目のちりを取り除こうとするのか?
                    キリスト

☆☆☆


意味はほぼ同じと思います。
付け足す言葉はありません。

頭に染み付いていて、
時々、ほんの時々ですが、
心の中で自分を戒めています。



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パスカルの人間観 

≪パスカルの言葉≫ 

☆☆☆

われわれが徳の中に身を持しているのは、われわれ自身の力によってではない。むしろ相反する二つの風のあいだに立っているときのように、対立する二つの悪徳の均衡によってである。それらの悪徳の一方を取り除いてみよ。われわれは他方の悪徳におちいるであろう。

                   パスカル「パンセ」より

☆☆☆

パスカルという人はご存知でしょうか?理科の教科書に出てきたかもしれませんね。台風の勢力を表すのに用いる「ヘクトパスカル」のパスカルです。自然哲学者であり幾何学者でもありました。物理の分野(当時は物理学というものはなかったようですが。)に多大な貢献をされた方です。そのパスカルの「パンセ」という著作からの引用です。

性悪説や性善説の考え方、つまり本来人は根源的に悪い存在であるとか良い存在であるとかいう考え方は昔からありますが、パスカルは性悪説的な考え方だったのでしょうね。しかしこんな表現の仕方をする人は他に見当たりません。ただ「対立する二つの悪徳の均衡」によって徳を持しているにせよ、一応徳を有しうることは認めているのだと思います。

つまり、徳を持していると思って自己を誇っている人に対して、それは自分の力で徳を持しているというよりは「対立する二つの悪徳の均衡」によって徳を持しているに過ぎないのだ、と戒めた言葉なのだと思います。

なんにせよ実に独特な表現の仕方ですね。
さすがパスカル、というところです。


≪今日の使える英語フレーズ≫

前回に引き続き、よく使いそうだけどちょっと浮かばない単語を少し。

☆☆

constipation     → 便秘
コンスティペイション

snivel   → 鼻水
スニヴェル

adhesive tape   → セロテープ
アドへシィブ テープ

cuttlefish  → いか
カトルフィッシュ

eel → うなぎ
イール


☆☆


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