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 2013年09月 

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風刺画はともかく、日本は五輪開催権を辞退すべき。 

最近ニュースで取り上げられているフランスの風刺画。
これは、仏週刊紙「カナール・アンシェネ(Le Canard Enchaine)」が掲載したものだ。

2種類あって次のようなもの。
風刺画1
風刺画2

特に1枚目のほうが物議を醸している。
吹き出しのセリフは
「フクシマのおかげで相撲がオリンピックの種目になった」という意味らしい。
さて、絵の中の右側の人物には足が3本あって、
放射能による奇形を意味すると日本では取られている。
ただ、私はそれだけでなく、いわゆる放射能の危険を伝えるマーク(画像)の擬人化もなされていると思う。
三本の足は、このマークの3つのバームクーヘン状の塊を表しているというわけだ。

で、なぜ相撲取りかというと、
オリンピックに絡めて日本を記号化する上で最もピッタリ来るのが相撲だからだ。

ネット上ではこの風刺画に対して賛否両論があるものの、
「言われても仕方がないから過剰に反応すべきでない」といった意見がやや多いように見受ける。
私も概ね似たような意見だが、この風刺画が直接被災者を馬鹿にしているというのは当たらないと思う。

この風刺画は東電や日本政府はもちろん、被災者や一般の日本人を含めた日本全体を揶揄したものだと思う。
なぜならこの風刺画の主旨が、「事故対策が不十分で情報が遅く隠蔽さえあるのは甚だ遺憾だ。この国にはとても任せておけない。原発大国である我が国への不信にもつながりかねない。」といったものだと思うからだ。

まあ、そうは言っても、福島県等で被災した人にとってみれば、確かに侮辱的なものであり怒りを覚えるのも無理はない。この風刺画に対する批判で、「東電や日本政府は皮肉ってもいいが、何の責任もない被災地の人間を侮辱するのは許せない」というのが多いのも自然な流れ。

しかし、こういった意見はやや無責任ではないか?
こうした現状を引き起こした責任は、被災者をも含む日本人全体にあると私は思う。たとえば、原発の地震津波対策をないがしろにした当時の自民党政権(第一次安倍内閣など)を選挙で選んだのは我々国民だ。

原発に無関心で、東電の災害対策に目を光らせてこなかったのは誰か?
選挙のたびに政治家の甘い口車に乗せられて、目先の利益や非現実的な公約に踊らされていたのは誰か?
我々日本国民である。


私は、こんな風刺画よりも、IOC総会での安倍総理の嘘発言に何倍も怒りを覚える。
「完全にブロック(completely blocked)」や「 状況はコントロールされている(the situation is under control)」は明らかに嘘。今日も、高濃度のトリチウムがタンク近くの井戸から検出され、濃度はどんどん上がっているのに原因不明で経路不明だという。
「日本の食品や水の安全基準は世界で最も厳しい」も嘘。ウクライナのほうが何倍も厳しい。

はっきりいって、オリンピックの開催は辞退すべきだと思う。
安倍総理の発言だけで日本開催を決めたわけではないのだろうけども、
重要なプレゼンテーションで虚偽の事実を述べた以上は、一度白紙に戻すべきだ。
福島の問題はIOCの委員の判断を少なからず左右したはずであり、そうである以上は、このまま開催とするのは日本の恥だ。

もっというなら、これは単なる嘘ではなく「詐欺」だ。
人を欺いて利益を得たのだから、実質的には詐欺である。
詐欺を悪いことだと思うのであれば、当然、原状に回復させるべきである。
すなわち開催権の返上だ。

極論だろうか。
「決まってしまったものはもういいじゃないか」で済むのか。
幸い、2020の開催国が日本に決まってからまだ日も浅い。
開催権の返上は可能なはずだ。

たとえ、辞退により多大なバッシングを受けようが、それで景気が後退しようが、詐欺国家との汚名を負うよりははるかにマシだ。

日本政府は、この嘘発言の深刻さを十分に理解し、早期にオリンピックの開催を辞退してほしい。
(ついでにいえば、東京にもう余計なインフラを作らないでほしい。もう十分だ。)





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