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聖フランチェスコの言葉 「完全な歓び」 

<宝のような言葉>
 
初回ですので、私がもっとも好きな言葉を紹介します。
完全な歓びははなにか?という弟子の問いかけに対してフランチェスコが語った言葉です。少々長くなりますが下に引用します。

☆☆☆

ある冬の日フランチェスコは一番親しい弟子の一人であったレオーネと共にアシジに向かって道を歩いたら、進みながら次々とこんなことを言った。
 「おお兄弟レオーネ、たとえ小さき兄弟たちがいたるところで立派な聖性の手本を見せたとしても、そこには完全な歓びはないのだよ」。
 「おお兄弟レオーネ、かりに小さき兄弟が目が見えない人、からだの曲がった人、耳、口、脚が不自由な人のすべてを治療し、悪魔を追い出し、死者をよみがえらせたとしても、そこには完全な歓びはないのだよ」。
 「おお兄弟レオーネ、もしかして小さき兄弟が人間の知りうるすべて、学問も聖書を知りつくして、人間の心の前進と秘密を予言し、啓示することができた場合でも、そこには完全な歓びはないのだよ」。
 「おお兄弟レオーネ、神の雌羊よ、万が一小さな兄弟が天使の言葉を語っても、また空の星や地上の宝のことごとく、鳥、魚、人間、樹木、石が持つ力の全てが開示されたとしてさえも、そこには完全な歓びはないのだよ」。
 「おお兄弟レオーネ、もしかりに小さき兄弟がありとあらゆる人間をキリスト信仰に帰依させたとした場合ですら、そこには完全な歓びはないのだよ」。
 今度レオーネは尋ねる、「兄弟、神の名でお願いします。完全な歓びはどこにあるか、おっしゃってほしいのです」。

 「あえて言えば、それはこんなことなのだ。はなはだ意表をつく冷水が彼らを見舞ったとする。雪にぐっしょり濡れ、寒さに凍りつく思いで天使の聖マリア教会に着いた彼らは、僧院の扉を叩く。急いで体を乾かし、暖をとりたいのだ。が、彼らに扉を開けてやるところか、人は二人をにせの兄弟だととがめるのだ。二人とも、立ち去るがよい。そして彼らは夜になるまで、空腹で死にそうになりながら、雪と風の中、戸外にとどまることになる。しかし彼らは愚痴をこぼさないで、非道な門番を呪うことはしない。彼にこんな荒々しい仕方でしゃべらせているのは神様なのだ、と考えるであろう。そして、ここにこそ、兄弟レオーネよ、完全な歓びがあるのだ。さらに、あきらめきれぬ二人がふたたびこの黙した扉を叩き、こんどは戸を開けてくれはしたものの、その男が彼らを追い立て、ののしり、平手打ちを食わせて、施寮院へ行けとどなったとして、彼らはこれらすべてを快活に、慈愛をもって受け入れたとするなら、ここにこそ、兄弟レオーネよ、完全な歓びがあるのだ。でも、これはあんまりだ。自分らはおなかもすいている。お願いだ、神の愛によって戸を開けておくれ。するとまた、人は節くれ立った棒で彼らを打ち、頭巾に手をかけて引きずり、地面にひっくり返すと、泥のなかでめった打ちを食わす。これらすべてにもまた、キリストの苦難をしのびながら、彼らは耐えぬく。ここに完全な歓びがあるのだ。」

(「Fonti Francescane」, I Fioretti di san Francesco, Pg.882 。 ジュリアン・グリーン、「アシジの聖フランチェスコ」、原田訳、Pg.266)

☆☆☆


完全な歓び…、言葉を変えれば、至福、浄福、究極の幸せ…
人はみなどの瞬間も幸せを求めている。
そんなことはない?
では…、不幸を求めている瞬間ってありますか?
ないですよね。だとしたらやっぱり幸せを求めてる。

充実した仕事をもって経済的に豊かになることも幸せのひとつ。
幸せを結婚の中に求めていく人もいる。
ひとそれぞれ、いろんな形の幸せを求めてる。

でも究極の幸せって問われたとき、
人はそれを容易には手に届かない何かとイメージする。
少なくとも私はそうでした。

上に引用したフランチェスコの言葉は、そんな私には一種の衝撃でした。こんな身近に「完全な歓び」があるなんて。

家族や友達や上司に理不尽な扱いをされ、腹が立つ。
そんなことは誰の身近にもある。
そんなところに「完全な歓び」への道が開かれていたなんて…。



<宝のような役立つ英会話>

やはり初回ですので、易しいものを。
このブログでは一般的な英会話の教材のように一連の会話のやりとりとしての英文を紹介することはありません。
覚えてられませんから。
それよりはやや細切れなフレーズを確実に覚えて、
それを適当につなげる方が相手に伝わります。
このブログでは自分も勉強しつつ、皆さんにも紹介していきたいと思います。


☆☆

外国人に郵便局の場所を聞かれて…。

「Take a left at that corner.」
 テイク ァ レフト アッザット コーナー
  (あの角を左に曲がってください。)


「Walk along the(this) street」
 ウォーク アロン ザ(ディス)ストリート
  (道なりにまっすぐ行ってください)
あるいは、やや離れた道を指差して、
「Walk along that street」
 ウォーク アロング ザット ストリート
(あの道を道なりにまっすぐ行ってください)

☆☆



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