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尼崎事件の通名報道は容認すべきか 

尼崎の連続殺人事件の主犯格、角田美代子被告の正しい顔写真がやっと報道された。
写真を見た最初の印象は「普通のおばさん」。

美代子被告と面識のあったたこ焼き屋さんが言う「てるてる坊主」にも見えない。
顔が多少歪んでいて、右目と左目もだいぶ印象が違うが、特に異様というわけでもない。
身長は高いそうですが、170cm程度なら珍しくもない。
妖怪のような顔を想像していたので、むしろ拍子抜けしたぐらいだ。


さて、この事件に特徴的なことの一つに、
養子縁組や婚姻による戸籍変遷の複雑さとそれによる出自の不明瞭さがある。

戸籍の複雑さに加え、
共犯者に「李正則(いとこ)」「鄭頼太郎(内縁の夫)」などがいることから
「角田美代子」がいわゆる通名ではないかという疑惑さえあり、なおさら出自は不明瞭だ。
美代子被告の内縁の夫である鄭頼太郎については、一部報道では東頼太郎とされているが、これはおそらく通名でしょう。

この事件に限らず、
「通名」による事件報道を批判する向きがあるが、
これは単純に批判すべきでないように思う。

確かに、何度も変更できるような「通名」で報道しても、
また「通名」を変えてしまえば、
犯罪歴があったとしても一般の人には分からないし、
分からないがゆえに再犯もしやすくなるでしょう。

しかし、日本人だって長年使用している通称名があれば姓を変えることが可能なのだ。
戸籍法107条によれば「やむを得ない事由」があれば氏(姓)を変更することは認められており、
例えば、通称名で長年年賀状のやり取りをしていたなどの明確な事実があれば家裁の許可は下りてしまう。
このこととの均衡を考えれば、通名による報道を一概に否定するわけにはいかない。

また、韓国や中国との関係が悪化している中、
日本人の在日韓国人等に対する十把一絡げな差別感情を助長することにもなる。

どんなことでもそうだが、十把一絡げはよくない。
確かに在日の犯罪は比較的多いかもしれないが、
あくまで一部の人達の話である。

通名による報道をするのは、一応は冷静な判断と捉えたい。
但し、通名を何度も変更できるような現状は問題だ。
通名は一度だけ設定できるようにし、原則として以後変更できないようにすべきだ。
そうすれば、通名報道を批判する人達もそれなりに納得するのではないだろうか。


最後に今日の読売の記事を引用したい。
美代子被告の実の息子と報道されている二男・優太郎は実の息子ではないそうだ。
義妹とされる角田三枝子被告の子を美代子被告が自分の子として届け出たとのことだ。
もう何が何やらわけがわかりませんね。

子の出生を届ける際には、
DNA鑑定をして本当の子かどうか調べたらどうでしょう?
費用面その他の理由で、DNA鑑定の義務付けなんてのは今は無理でしょうが、
もし将来、費用が数千円程度で済むようになった際には、真剣に検討すべき問題であるように思う。


☆ ☆ ☆

「角田ファミリー」疑似家族の闇、解明へ
読売新聞 11月7日(水)18時1分配信

拡大写真
角田被告の部屋から容疑者を任意同行する捜査員ら(7日午前8時23分、兵庫県尼崎市で)=前田尚紀撮影
 兵庫県尼崎市の連続遺体遺棄・行方不明事件は、県警が7日、死体遺棄容疑で角田(すみだ)美代子被告(64)(尼崎市のドラム缶遺体事件の傷害致死罪などで起訴)や親族らの一斉逮捕に乗り出し、全容解明へと動き出した。

 非血縁者たちが次々に角田被告の下に集められ、共に暮らした「角田ファミリー」。周辺に数多くの死者、行方不明者を出した不可解な疑似家族はどうやって形成されたのか。捜査関係者や知人らの証言で追った。

 ◆側近◆

 「子供を産んだら、お姉ちゃんにあげる」

 捜査関係者らによると、角田三枝子被告(59)(事件の行方不明者らに関する窃盗罪で起訴)は成人前、美代子被告にこう誓ったとされ、1986年に優太郎容疑者(25)を出産すると、約束通り、美代子被告の子として届け出た。

 2人の出会いは、三枝子被告が幼少の頃に遡る。家族で美代子被告の実家に間借りし、5歳上の美代子被告を姉のように慕った。やがて美代子被告の親の養子となり、義姉妹になる。

 「2人は異常なほど一緒に行動していた。常に三枝子被告が従っている感じだった」。中学時代の同級生は振り返る。

 2人はその後、横浜市で飲食店を共同経営し、尼崎市に戻った後も同居を続けた。捜査関係者によると、複数の親族や他人を交えた集団生活で三枝子被告は、美代子被告の「金庫番」のような役割を担っていたという。2005年には、美代子被告の指示で結婚したとされる夫(当時51歳)が沖縄県で転落死し、多額の保険金を取得。また、3人の遺体が見つかった尼崎市の民家の住人女性(88)らの年金を勝手に引き出し、生活費にあてていたとされる。

 この年金窃取の共犯とされたのが角田瑠衣(るい)被告(27)(窃盗罪で起訴)。美代子被告らに離散させられた高松市の一家の次女で、優太郎容疑者と07年に結婚した。美代子被告から「私の後継者や」とかわいがられ、マンションからの脱走者を連れ戻す際にも同行していたという。

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