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皇室典範の議論の空疎 

結論から言うと、
大事な議論がまさにすっぽりと抜け落ちています。

一方では、1400年に亘る万世一系の伝統を軽々に変えてはならず、世論の大方が同意するならともかく、そうでない限りは男系天皇しか認めるべきではない、という。

また一方では、側室制度も現実的でないこの現代においては、男女平等という観点からも、女系天皇を認めるべきだ、という。


ちなみに女系天皇というのは、父親をたどっていけば神武天皇に至るような女性の天皇のことです。

愛子さんが天皇になった場合は、父親をたどれば神武天皇に行きつくので男系天皇であり、愛子さんに子どもができてその子どもが天皇になった場合は、父親をたどっても神武天皇に行きつかないので女系天皇である。


さて、確かに男系天皇を貫いてきたという意味での万世一系の伝統は世界中を見回しても比肩するようなものは全くない。まさに奇跡的なのです。

女系天皇を認めない論者はその伝統の重さを訴えるのであるが、その根拠が貧弱この上ない。

要するに「伝統だから変えてはならない」と言っているだけで、何故男系である必要があったのかという根幹の部分については、意識的にか無意識的にか、ほとんど語らない。

女系天皇を認める論者であっても、あまり事情は変わらない。
どうして今まで男系天皇だったのかという部分に切り込んでいく者があまりいない。

冒頭に言ったとおり、大事な議論がまさにすっぽりと抜け落ちているように思います。




もし男系天皇を守ることの根拠が、何も存在しないか、あるいは単なる偏見や差別に基づくものであるならば、

男系でも女系でもどっちでもいいのでは?


今女系天皇を認めたからといって、日本国の象徴たる天皇の権威がさほど落ちるとも思われないし、ましてや日本がバラバラになるわけでもない。

もし男系天皇を貫く積極的な理由があるというのであれば、もっとはっきりとその理由を主張すべきだと思います。

そうしないと、この皇室典範改正についての議論は極めて不毛でかつ空虚なものとなってしまいます。



さて、ここでかのアインシュタインが述べた有名な言葉を紹介します。
1923年11月28日に来日したときの言葉です。

女系天皇を認めず、傍系の宮家から出してでも男系天皇とすべきと主張する人たちによって時おり引用されるものです。


私自身は、この言葉に特に賛同するわけではありませんが、

一つの意見として心に留めておこうとは思っています。


☆☆☆

近代日本の発展ほど世界を驚かせたものはない。一系の天皇を戴いていることが、今日の日本をあらしめたのである。私はこのような尊い国が世界に1ヶ所ぐらいはなくてはならないと考えていた。
世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か争いが繰り返されて、最後に闘争に疲れる時が来るだろう。その時人類は必ず真の平和を求めて、世界の盟主をあげなければならぬときが来るに違いない。
その世界の盟主は武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を超越した最も古く、かつ尊い家柄でなくてはならぬ。
世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る。それはアジアの高峰・日本に立ち戻らねばならない。
我等は神に感謝する。天が我等人類に日本という尊い国を造っておいてくれたことを。

☆☆☆



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