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新卒絶対主義はいずれ… 

新卒採用にこだわっていられなくなる。

結論から言うとこうなると思います。


やや話はずれますが、

3月31日のNHK「女の怒り、男の本音」で、ある中小企業の経営者が女性の採用についてこう言っていました。

「最初から「女性だから」というような色眼鏡で見て採用しないのは企業にとって不利益であり、国際的な競争にさらされる中、優秀な女性をどんどん採用していくことが企業存続のために必要不可欠である。」

このとおり発言したわけではありませんが、発言の要旨はこんな感じだったと思います。


これと同じことが新卒採用についても言えないでしょうか?

大学全入時代を迎えつつある中、いくら「ゆとり教育脱却」といっても、基本的には、学力向上へのモチベーションは薄れていくように思います。

もちろん、大学全入時代とはいっても、昨今言われているような「経済格差の広がり」「勝ち組・負け組への二極分化」という現状を考えると、「何とかしていい大学に入ろう」というモチベーションは残るでしょう。

しかし、それは限られた一部の人たちが持ち得るものに過ぎないと思います。

全体としての学力レベルは当分の間、下落傾向を続けるでしょう。

まあ、大学生の学力レベルの低さはかなり前から問題になっているようですが、今のところ有効な打開策はないように思います。

この下落傾向がもう一段進んだ時に、さすがに企業も考えを改めるのではないでしょうか?



たしかに30代、40代となってくると扱いづらい場合もあるとは思いますが、何もみんながみんな、扱いづらいわけではありません。

きちんと見分ければ、相当にお買い得な人材がたくさんいるはずです。


そのような人材を積極的に採用することは企業によってはかなり冒険的な試みとなるでしょうが、

激しい企業間競争や新卒者の学力レベル低下などがいっそう深刻になった際には、

ただ、コストが安く済み、余計な知識・経験がなく、素直で扱いやすいというだけの新卒よりも、やる気、向上心、責任感があって、かつ、会社の業績UPに真剣に取り組んでくれるような中高年を採用することでしょう。


バブル崩壊を直接のきっかけとして、年功序列・終身雇用のぬるま湯に浸かっていただけの向上心のない中高年は淘汰されました。

今度は誰の番か?

次は、大学を卒業したという事実にすがっているだけの新卒者の番ではないでしょうか?

すでにその傾向がないわけではありませんが、まだまだ新卒優遇の風潮が根強くあります。

新卒優遇の風潮が弱まることと、ニート・フリーター問題や格差社会の問題の解消とは、表裏一体の関係にあると言っても過言ではないかと思います。



いや、少し過言かな…。


ちょっと脱線しますが、

ニート・フリーター問題や格差社会の問題というものの一因は、賃金格差の拡大にありますから、この賃金格差問題の解消も大事です。


ただ、企業ばかりを責めるのはややお門違いかとも感じます。

企業はつまるところ「利益追求集団」でありますから、企業がパート労働者や派遣・請負社員を都合よく利用しようとするのは、ある程度は致し方ないと思います。


法律を整備していくことがまずは大事でしょう。

あまりにも不当な差別は厳しく罰すべきです。

また、最低賃金についても抜本的な見直しが必要な時期に来ているのではないでしょうか。

たとえば、平成17年10月1日に発効した神奈川県の最低賃金は「712円」です。

鹿児島、沖縄、青森、岩手などでは「608円」です。

この賃金で仮に「10時間×25日」働くとすると月収は、

608円×10時間×25日=152000 円


確かに最低限のレベルは維持できるでしょう。

しかしただそれだけです。


子供を作るどころか結婚自体を躊躇せざるを得ない額です。

1人暮らしが精一杯ですよね。



まあ「最低賃金」なわけですから、しょうがないと言えばしょうがないのですが、この額を政策的な理由でぐっと増やすというのは如何でしょうか?

企業寄り・金持ち寄りの景気対策ばかりが目立ちますが、この「最低賃金」の見直しということも是非やってもらいたいところです。



さて、脱線から戻りますが、


新卒絶対主義はいずれなくなって然るべきと思います。

年功序列という風潮の残渣と言ってもいいかもしれません。


子供をいい大学に行かせて勝ち組にしてあげたい(つまり負け組にさせたくない)という親が増えつつあるように感じますが、

10年後、20年後の日本の姿をよくよく考えた上で判断する必要があると思います。


大きな目で見れば、今の日本は過渡期にあります。

世間の流れに惑わされずに、「何が子供の幸せになるのか」を自分の頭で考えることが大事です。



偉そうなことばかり言ってしまいましたが、

結局、私自身の愚痴なのかもしれません。



聞き苦しい(見苦しい?)点がもしありましたら、

何卒ご容赦ください…。






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