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エジソンの発明件数について 

子供も大人も知っているアメリカの発明王エジソン。

彼が生涯でいくつ特許を取得したか?



右側欄の「なんでも一言どうぞ」掲示板で、「エジソンの特許件数は1300ではなく1093件ですよ」と疑義が呈せられましたので、少し検討してみたい。


結論から言うと、

サブページ「偉人の名言コレクション」の「エジソンの名言」の中で私が言及した「生涯においておよそ1300もの発明を行った」との記載は訂正するつもりです。



さて、

そもそも「発明」という表現が曖昧でありました。

「発明の数」=「特許取得件数」ではない。


かのドクター中松氏は「エジソンの1093件(米国特許件数)を抜き発明件数世界一」などとのたまっているそうですが、

中松氏の特許取得件数は2005年の時点で約600件であり、これは日本一ですらない。

中松氏はエジソンの特許取得件数と自己の発明件数を比較しているわけであって、フェアな比較方法とは言い難い。

ただ一般の人は「特許=発明」としがちなので、中松氏のことを「エジソンを越える世界一の発明家」だと認識してしまう。

言葉のトリックに騙されてはいけない。


ちなみに、2004年5月31日現在の特許取得件数世界一は、工学博士である山舜平さん(日本人)の3245件である。ギネスにも認定されています。


ところで、特許取得件数といっただけでは、それが国内特許の件数なのか、国内特許と外国特許を合わせた件数なのか判然としない。

エジソンが生涯で取得した特許数は、米国特許が1093件、外国特許が1239件で、合計で2332件となり、この数値がギネスブックに記録されています。

つまり同じ発明について国内と外国にそれぞれ特許出願して特許を取得した場合、それぞれを一件として加算していくわけです。

これには多少疑義が残ります。



私が適当だと思うのは、「特許を受けた発明の件数」です。

これならドクター中松氏が世界一になることもないし、同じ発明に対する複数の特許の取得を一個として計算することができる。


また時代を越えて、記録を公平に比較することもできる。

どういうことかというと、

エジソンの時代には特許協力条約(PCT)なんてものはなかったので、工業所有権に関するパリ条約に基づいてそれぞれの国に特許出願をするしかなかったわけですが、これが大変な手間がかかるわけです。

今は外国特許を格段に取得しやすくなってきており、そのことを考えるとエジソンの2332件と山舜平氏の3245件を単純に比較するのもアンフェアだということです。


私が書いた「1300もの発明を行った」という記載はいくつかの文献によるものですが、よくよく調べてみると根拠がはっきりしないので「米国特許取得件数1093件」に訂正したいと思います。



長くなりましたので、ここらで筆を擱きたいと思います。

今日は特許のお話でした。



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 Top10仲間同士ということでお邪魔させていただきました。。。

 すごく深い内容だし、なおかつ、とても読みやすいブログですね。。。(^^

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 だから、他のブログの方にもがんばってもらおうと思っています。。。

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