下記↓の「名言・格言・ことわざの世界」は、当ブログ運営者が別途保有している総合名言サイトです。まだ発展途上ですがよかったら覗いてみてください。

神奈川県で障害児が急増? 何故? 

8月23日付の神奈川新聞社の社説なんですが、なんとも言えず不気味な記事です。

ちなみに私は神奈川県人です。原因は見当もつきません…。




☆☆☆

<障害児の急増> ―「財政難」では済まされぬ

 学校や療育施設などでの障害児の増加が全国的傾向にある。県内での急増ぶりは特に顕著で、ニーズに見合う施設整備のめどが立たず、人材養成も後手に回る状況が続いている。教育、福祉、医療などの関係機関が連携して、障害児の急増現象に即応できる抜本策を講じることが急務である。

 養護学校の場合、県教委設置の検討協議会が今年三月、急増に対応して今後十年間に十一校の新設が必要と提言した。県内の養護学校の在籍数の増加率は全国トップ。年間二百人のペースで増え続け、〇五年度には十年前の三割増となる約五千二百人に達した。
 養護学校一校の適正収容規模は百三十人とされてきた。増加ペースに対応して毎年一・五校ずつ新設しなければ、既存校の過密化が加速するのは必至である。しかし、県教委は「用地確保が難題」として、新設の見通しが立ったのは相模原市内に予定する一校にとどまっている。

 県内の公立小・中学校に開設された特殊学級(略称・特学)も増加の一途。〇五年度は十年前の二倍近い六千八百人余りが在籍し、専門性の高い教員の養成が追いつかず、障害特性に応じた指導のあり方が大きな課題になっている。

 普通学級に在籍する発達障害などの子どもは小中学校などに併設された通級指導教室で専門的指導を受けている。横浜市では、同教室に通う子どもは年々増え、十年前の約二倍の千二百人余になった。各教室の過大規模化が進み、今や大半の教室が適正規模の約二倍の子どもを受け入れている。その結果、その子に応じた十分な指導時間を確保できなくなっている。

 学齢期前の障害児の受け皿になる療育施設も不足している。横浜市の地域療育センター(計六カ所)の四月現在の初診待機期間は、センターによって一カ月から半年近くかかっている。診断された後に受け入れる併設の通園施設は、どのセンターも満杯の状態。市北部の青葉区に来春、新設のセンターがオープンするが、受け皿不足を解消するまでには程遠い。

 増えている障害児は自閉、多動性の強い子どもたち。県内では六、七年前から、従来の出現率では予測がつかない現象が顕著になってきた。子どもの“異変”を背景とした絶対数の増加なのか、医学の進歩を背景に障害児が顕在化したのか、専門家の間でも推測の域を出ない。しかし、原因がはっきりしないからといって、有効策を打ち出せないことの理由にはならない。少なくともこの数年、乳幼児健診などのあらゆるデータを基にすれば障害児がなおも増加することが予測できたからである。

 障害児の急増対策は緊急度が高い。関係行政機関は、従来の対策の延長線上では解決できない、との認識を持ってほしい。「財政難」という言い訳は聞き飽きた。

☆☆☆


横浜市などはこういった事態を少しは認識しているようです。

8月3日にはこんな記事が出ていました。

「横浜市は三日までに、改正児童福祉法の施行に伴い自己負担額が増加する障害児施設入所者に対し、国基準の新たな負担額と現行負担額との差額を市が全額助成することを決めた。障害児家庭の家計圧迫と施設の利用断念などを防ぐのが目的で、現行負担額を維持させるのは政令指定都市では例がないという。」


しかし原因は何なんでしょうね…?

知り合いに養護学校の先生がいるので今度聞いてみようと思います。



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://orangekick.blog19.fc2.com/tb.php/480-2fe8737f