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「2ちゃんねる」の功罪、特に祭りについて。 

「2ちゃんねる」については、去年の秋ぐらいでしょうか、夕刊フジもやや批判的な観点で連載記事を載せていましたが、毎日新聞も新年早々お2ちゃんを挑発してる模様。まずは、産経の記事をどうぞ。

☆☆☆

<産経新聞>

毎日新聞の新年企画「ネット君臨」が話題を呼んでいる。特に元日朝刊の連載第1回では、匿名掲示板「2ちゃんねる」で起きた「祭り」と呼ばれる現象を紹介。「匿名 群がる悪意」という見出しのもと、1~3面を費やして批判している。

 この記事をめぐり、当然ながら同掲示板では大量の反論が書き込まれるなど大反発。記事の中で批判的に描かれた男性は、取材時のやりとりや記者の実名を公開して応戦する騒ぎになっている。

 掲示板での反論は、当事者の対応の拙さについては触れない一方的な書き方だという不満が大勢のようだ。「祭り」の一例として示された難病児募金の件は、自分も観察していたが、たしかに情報公開という点で不信感を抱かせる対応だったのは否めない。ブログを「炎上」させられた主婦の件も、そこに至った経緯は検討されてしかるべきだろう。「炎上」が生じるメカニズムを、ただ「悪意」に帰してしまうのだとすれば、それはかなり一面的な分析といえる。

 記事では「ネットでは住人たちが一つの話題に群がり、ときに『悪意』が燃えさかる。彼らはそれを『祭り』と呼ぶ」としているが、「祭り」とされる現象にあるのは「悪意」だけではない。古くは湘南海岸のゴミ拾いオフや、放火で焼けた折り鶴を広島平和記念公園に届けた「折り鶴オフ」、近くは経営難に陥った銚子電鉄を支援する「ぬれ煎餅祭り」など、「善意」と呼んで差し支えない祭りも、いくつも存在している。ネットでしばしば起きる「祭り」を、善意や悪意といったレベルで都合よく別の現象として解釈してしまうのは、的を外した理解だろう。

 この連載は今後も続くとのことで、まだ評価を下すのははばかられるが、書きようによってはもう少し長い射程も持ち得た話だろうに、という思いはある。今後、より多角的な議論が展開されることを期待したい。(磨)

☆☆☆

この産経の記事はなかなか良い。
一見、「2ちゃんねる」を擁護してるようでもあるけど、そうではなくて、十把一絡げに2ちゃんねらーを批評するのを避け、できるだけ多面的に捉えるよう注意を促す記事だと思う。

2ちゃんには良心的でマナー意識の高い人も少なくないし、逆に、平気で暴言を吐いたり虚偽の事実をまことしやかに書き込んだりする人も中にはいる。実にいろんな人がいるわけで、犯罪予告して逮捕されるような阿呆もいれば、その高い見識と深い知識に思わず感心してしまうような素晴らしい人もいる。老若男女入り乱れた一種のカオス(混沌)が現出していると言っては大げさだろうか。

ただ、どちらにせよ、ヤフーの掲示板なんかと違って書き込む言葉にあまり遠慮がないという傾向は否みようがない。匿名性に守られているせいもあるが、裁判所の開示命令を無視して巧妙に追っ手をかいくぐる管理人ひろゆき氏に守られている側面も多少はあると思う。ただ、いま少しマナー意識が必要かと思われる(あまりマナーを強調すると2ちゃんねるの良さが消えかねないけどね)。「キチガイ」とか「クズは氏ね」とかそういう言葉遣いの書き込みを削除対象にしてしまうのも一考の価値があるのではないかな。

「祭り」については、私は大いに賛成。このくらいのことは軽く呑み込めるような社会であるべきだと思う。集団で物理的な危害を加えるというようなことはまずあり得ないですしね。実名・住所等の晒し上げにはいささか問題はあろうが、無関係の人を間違って晒すようなことがない限りは、私としては目をつぶっておきたい。

この点、福岡県の筑前町立三輪中学で起きた虐め自殺事件の関連スレがいい例となる。大方の人は間違いのないよう慎重に議論を重ねた上で加害者の生徒の一部を晒し、文科省に嘆願書を送る運動までに発展した。有名な葵氏の「クソガキ」サイトにもついに載ってしまいました。

少年法第61条違反や肖像権侵害の疑いもないわけではないですが、調査委、学校関係者、保護者会、地元民、町教委、県教委、文科省、県警あたりが揃いも揃って保身優先のヘタレだったわけで、こんな場合は超法規的に社会がこうした晒し上げを許容してもいいんではないかと考える。これを許さないことの方がよっぽどモラルの崩壊を招くと思う。

ま、一応日本は法治国家でありますし、「自己救済の禁止」という大原則があるわけですから、建前としては司法の場に解決を求めるべきではあります。これはこれで忘れてはならないことです。自分の持ち物を盗まれたからといって、盗んだ相手を特定して無断で持ち物を奪い返したらこれは立派な「窃盗罪」です。この前提を軽視することも避けねばなりません。

話は戻りますが、2ちゃんねるの欠点や弊害はたくさんあります。2ちゃん中毒に陥ってニート化するような人も中にはいるでしょう。

でも、今の社会に必要とされる何かであるとも思えます。社会を動かす一大勢力としての新たな可能性を感じることさえあります。

管理人ひろゆき氏がついに仮差押えを受けるという話が流れていますが、きっとこれからも一悶着も二悶着もあることでしょう。でも2ちゃんねる自体はこの先もしぶとく存続して欲しいものだ。

2ちゃんねるには何か未知の可能性がある。

関係各所の方々には、
安易に2ちゃんをつぶさぬよう、ぜひ配慮願いたい。

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