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漏れが泣けた2ちゃんねるを二つ紹介します…。 

フジテレビの「カワズ君の検索生活」という番組の中の「泣ける2ちゃんねる」。

これに取り上げられたかは分からないけど、2ちゃんねるの泣けた話を2つばかり紹介したいと思う。私のツボにはまったヤツです。


☆☆☆


「こういう上司に私はなりたい。」

18 :名無し物書き@推敲中? :04/03/13 03:55

入社4年目で初めての結婚記念日の日。社内でトラブルが発生した。下手したら全員会社に泊まりになるかも知れないという修羅場なのに、結婚記念日なので帰らしてくださいとは絶対に言えなかった。5時を回った頃、T課長が俺を呼びつけ、封筒を渡して、「これをK物産に届けろ」と言う。K物産は、隣の県にある得意先で、今から車で出ても8時までに着けるかどうかすら分からない。「届けたら直帰していいから」と言う、直帰も何も、K物産に届けて家まで帰ったら、きっと11時は過ぎるだろう。

文句を言いたかったが、「わかりました」と言って封筒を預かった。中身を見ようとすると「中身は車の中で見ろ。さっさと行け!」とつれないT課長。不満たらたらの声で「行ってきます」というと、課内の同情の目に送られて駐車場へ向かった。車に乗り込み、封筒を開けると、一枚の紙切れが。「結婚記念日おめでとう。今日はこのまま帰りなさい」と書かれていた。会社に入って初めて泣いた。

その翌年、T課長は実家の家業を継ぐために退社した。送別会の席でお礼を言ったら「そんなことあったか?」と空とぼけていた。T課長、お元気でおられるだろうか。






「オレンジのチューリップが与えた笑顔」

915 名前: もう少しここに ◆16i1keR0oc 04/10/12 20:42:23 ID:jtjoC2JB

長文になりますが、読んでいただけたらうれしいです。
「Pink」

6年ほど前の今頃は、花屋に勤めていた。毎日エプロンをつけて店先に立っていた。
ある日、小学校一年生ぐらいの女の子がひとりで花を買いに来た。 淡いベージュのセーターにピンクのチェックのスカート。
肩の辺りで切り揃えた髪が、動く度に揺れて愛らしい。フラワーキーパーの前に立ち止まり、真剣な面持ちで花を選んでいる。

母の日でもないし、クリスマスでもないし、何のプレゼントかなぁと思って、
しばらく様子を見ていた。あっちを見たりこっちを見たり、あまりにも一生懸命でなかなか決まらない様子だったので、
「誰かにプレゼントするの?お誕生日?」と声をかけてみた。
少女は首を横に振る。「お母さんにあげる」と言う。 「お母さんお花が好きなん?」と聞くと、
今度は首を縦に振る。 こんなおっさんが相手したら緊張して言葉にならないかなと思って、
ニコニコ笑顔をがんばってみた。しかし、少女の口から思いがけない言葉を聞いて、胸がつまった。

「パパが死んじゃったの。ママ元気ないの。だからお花あげるの。」
そんな言葉を口にしながら、一生懸命お花を選んでいる。泣きたい気持ちで爆発しそうになった。
「そっかぁ。。。お母さんきっと喜ぶねぇ。」笑顔を頑張れなくなってきた。

それから色々話を聞いてみると、つい最近お父さんが亡くなったこと、お母さんが時々泣いてるのを見かけること、
おばあちゃんに、お母さんがどうしたら元気になるか聞いたら、お花がいいよって教えてもらったことがわかった。

レジの後ろへ駆け込んで、しゃがみこんで急いで涙を拭いて、パンッパンッと頬っぺたを叩いて気合いを入れなおした。

「どれにしよっか?お母さん何が好きかなぁ?」
「これがいい。」指の先にはチューリップ。鮮やかな明るいオレンジ色。
「うん、チューリップかわいいね。じゃあ、リボンつけるからちょっと待ってて。」女の子は大人しくじっと見ている。
「お母さん早く元気になるといいね。」
「うん。」

出来上がった花束を大事そうに抱えて、ニッコリ笑ってくれた。
「ありがとう」「気をつけてね。バイバイ」と言って手を振った。元気よく手を振りかえしてくれると思ったら、ぺこりとおじぎをした。
小さな女の子が頭を下げる姿を見て、限界に来た。どしゃぶりの雨のように涙が溢れて止まらなくなった。
もっと他に言ってあげられることはなかったか、してあげられることはなかったか。 そんな時に限って何にも出てこない。

急に思い立って、駆けていく少女を追いかけた。「ちょっと待って!」
振り返ってきょとんとしている。「ちょっとだけ待ってて。」

店に入ってきたばかりの小さな小さなチューリップの鉢植えを急いでラッピングして、
メッセージカードに「はやくげんきになりますように」とひらがなで書いた。
その時初めて名前を聞いた。「みかより」と書き添えた。

「これもいっしょにプレゼントしてあげてな。これは親指姫っていう名前の
チューリップやねん。かわいいでしょ?」
「うん。ありがとう。」もう一度、さっきより、もっといい顔をしてくれた。
「バイバイ。ありがとうね。」 「バイバーイ。」 花よりも何よりも、輝くように明るい笑顔だった。

後日、お母さんと、おばあちゃんと、みかちゃんが店にやってきた。
わざわざお礼を言いに来てくださったのだ。ピンクのチューリップで
花束を注文してくださった。

「この子はピンクが好きなんです。私がオレンジ色が好きなものですから、こないだはオレンジを選んでくれたみたいで。」
みかちゃんはただニコニコしている。

花束を本当に嬉しそうに抱えながら、お母さんとおばあちゃんを交互に見上げる。
「よかったね」おばあちゃんが頭をなぜる。お母さんは優しい顔で見ている。
「うん!」

お母さんはきっと元気になられたことだろう。 小さな小さなみかちゃんの笑顔は、今も明るく輝いていることだろう。

長文、大変失礼いたしました。


☆☆☆


一つ目の話ですが、これは現実にはなかなかできないことですよ。
この上司はアッパレです。こういう上司に私もなりたい。

二つ目の話は、これはジワッときました。
花屋さんと少女のやり取りというより、「パパが死んじゃったの。ママ元気ないの。」という言葉に泣けました…。

ママはパパのこと大好きだったんだよね。


パパの馬鹿者!

ママを残して死ぬなよ…。




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