下記↓の「名言・格言・ことわざの世界」は、当ブログ運営者が別途保有している総合名言サイトです。まだ発展途上ですがよかったら覗いてみてください。

イジメ防止のために何をすべきか。 

昨年の10月中旬から11月にかけて起きた一連のいじめ自殺事件。その発端となったのは、10月11日に起きた福岡県朝倉郡筑前町三輪中学校2年生の森啓祐君の自殺だ。

彼が亡くなってから今日でちょうど4ヵ月になるが、文科省の「いじめの定義」を変更してより広範囲にしただの、教育再生会議の第一次報告に出席停止措置の活用を明記しただの、今でもいじめ関連のニュースは時々耳には入ってくる。

しかし、どれだけいじめ防止に実効性があるかは疑問符を付けざるを得ない。もっと日本人の心性に踏み込んだ議論が必要である。例えば、私たちは、自分と性格や考え方が相容れない人間が目の前にしてもその人を受け入れ尊重するようにと学校や家で教えられたであろうか?

教える場合もあるとは思うけど、全般的に少ないんじゃないだろうか。もし誰かの振る舞いや性格が癇にさわるようなものだったとき、日本人はとりあえず単に距離をおこうとしがちだ。そうじゃなくて、自分と「違って当り前」という前提に立って、まずは相手を理解しようと努力するべきなのだ。大人になれば自然と分かってくることではあるが子供には簡単ではない。だからこそ、そのように教育するべきだと思う。また、学校教育の方法論として、もっと自分の頭で考えるように仕向けることがいじめ防止に大きく貢献すると思う。そしてそれを授業等でもっと表現させることだ。ホントはみんなバラバラだということがいやでも分かるはずだ。このバラバラさを自然に感じ、さらにはその素晴らしさ、面白さなども分かってくれば、ちょっとぐらい自己中で感じの悪いヤツがいたところで、さらりと注意してあげられるようになる。


それともう一つ。

今週、週刊少年マガジンに「15の夜 いじめられている君へ」という漫画が掲載されましたが、

これは、空気が読めず情けが薄いとしていじめられた子が実はアスペルガー症候群だったという筋書きでして、それを知った友人が何か行動しなければと決意したところで今週は終わっている。

アスペルガー症候群のことはいまひとつ良く分からないけど、わびさびとか以心伝心とかやってきた日本の社会では特に苦しい重荷になると思う。やはり、そういった症状について子供達ももっと知るべきだと思う。アスペルガーに限らず、病気や障害や事故で人間がどんな状況になり得るのかを授業等で教えてあげて欲しい。

もちろん、お父さんもお母さんもバアちゃんもジイちゃんも近所のオヤジも教えてあげてほしい。


ではまた。


じゃなくて、

この記事↓を紹介しようとしてたんだ…。 よかったらご一読ください。



☆☆☆

「いじめ根絶へ、長男亡くした母親が写真公開して訴え」

いじめを苦に自殺した子供たちの遺族が集まり、いじめ根絶を訴えるシンポジウムが10日、東京都港区で開かれた。福岡県筑前町で昨年10月、中2の長男を失った森美加さん(36)も参加、長男啓祐(けいすけ)君の名前と写真を初めて公開した。

 森さんは、今春に啓祐君と同じ中学に進学する二男らのことを気づかい、名前などの公開を控えてきたが、二男から「お兄ちゃんは何も悪いことをしていない。僕は胸を張って学校に行く」と言われ、公開を決意したという。

 いじめ問題に取り組むNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」(川崎市)などの主催で開かれたシンポで、森さんは、笑顔の啓祐君の写真を示しながら、「助けてあげられなくてごめんね」と涙ながらに呼びかけた。

 また啓祐君が「僕は優しくすることをいろんな人から教えてもらいました」とつづった小学校の卒業作文を紹介し、「いじめのない社会を願う息子の思いを伝えたい」と話した。

 一方、大分県で開かれている日本教職員組合(日教組)の教育研究全国集会(教研集会)の特別分科会でいじめ問題が集中的に話し合われた。パネリストの教育評論家・尾木直樹さんは、「いじめは今、第3のピーク。調査方法の変更で、いじめ件数は現在の2万件から100万件に増加するかもしれない。また高校生がメールを使っていじめを繰り返すなど、高学年化の傾向も見られる」と語った。

(2007年2月10日22時19分 読売新聞)

☆☆☆



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://orangekick.blog19.fc2.com/tb.php/642-be9a53bd