酵素風呂なるものに行ってきた。
予約は午後一時だったが、12時ぐらいにKさんと駅で待ち合わせて、とりあえずミスドに入る。笑顔が印象的な店員からコーヒーを受け取り、1時間ほどいただろうか。
そこのトイレは気合が入っていて、便座が勝手に動いたりする。でも、液晶のボタンにあった「マッサージ入/切」の意味は分からなかった。押しはしなかったが、水勢の変化で肛門にマッサージをするのかな?便座は普通に固かったので、便座がぐにゅぐにゅ動くことはなさそうだ。
今度確かめようと思う。
1時前ぐらいにミスドを出て酵素風呂「もぐりん」に向かった。
横浜線・中山駅から歩いて5分ぐらいだろうか。 北口ロータリーからまっすぐ伸びる道をてくてく歩くとすぐについた。
彼女からリラックスルームや更衣室が狭いとは聞いていたが、さほどでもないようだ。先客が一人いたが、その人もほどなくして帰ってしまい、店にはご主人と奥さんと私とKさん(フィアンセ?)の4人だけ。
Kさんは何度か来ているので、ご主人や奥さん(以下「夫妻」という。)とはすっかり顔見知りだ。かかあ殿下なのか亭主関白かどちらかと聞かれれば、まあ、かかあ殿下だろう。
でも仲は良さげで、微笑ましくもある。Kさんに言わせれば、私とKさんの関係にやや似ているとのこと。ご主人がんばれ。
このご主人と何やら話していると、そのひたむきさと真面目な人柄が自然と伝わってくる。なんでも本を一冊出版しているそうだ。
本のタイトルは良く思い出せないが、イメージで何とか…、といったタイトルだったと思う。白隠禅師の軟酥(なんそ)の法を取り上げていたので、私はご主人に俄然興味を持つに至った。
白隠禅師の「軟酥の法」とは、難病でも何でも確実に治癒するというバター状のお薬が頭に乗っかっているとイメージし、さらに、それが徐々に溶けて、頭、首、肩…、と上から下へ浸潤していく様を心にイメージすることによって、実際に病気が治癒されるというものである。
首がつらくて日々辟易している私にはまさに最後の砦と言ってよいものだ。
あまり一般に知られていないこの軟酥の法を紹介する本を書くとは、このご主人、他人とは思えない。機会があれば、軟酥の法の実践にあたっての注意点など聞いてみたいと思う。
で、酵素風呂だ。
棺桶のようなものの中に砂状のものが入れてあり、それをご主人が手でかき分けて窪みを作ったところに寝ることとなった。
パニック障害が疑われる私にとっては、埋められることの不安は多少あったけれど、実際はさほどでもなかった。通常20分のところ、5分延長して25分にしようかと思ったぐらいである。
目元何とかというのをオプションで選択したので、15分ぐらいは目から鼻にかけて何かを載せられて何も見えない状態であったんだけど、体はあまり動かせず、目も見えず真っ暗だから、まるで生き埋めである。
生き埋めの疑似体験をしたといっていいかな?
ま、人によって取り方は様々だろうけど、どちらかといえばネガティブな私には「生きたまま埋められたら、こんな感じだろうな。」と、妙な考えに捉われてしまった。
でも少し経つと慣れてきて、5分延長しようかと心の中で迷い始めた。
やや空気が息苦しかったので20分で終えることにしたのだが、もう少し部屋の風通しが良かったら延長していたと思う。
とにかく顔は汗だらけだった。
酵素風呂を出て、シャワーを浴び、作務衣に着替えてリラックスルームに出てみると、そこにはすでにKさんの姿が。
ほんとは作務衣に着替えたいんだろうに。
リラックスルームのテーブルにあった扇子でパタパタと顔をあおいだ後、元の服装に着替えて「もぐりん」を出た。
なかなか良かった。また来てもいい。
その後、妙にお腹がすいたので駅前ビルの5階にある「そじ坊」というそば屋に行った。
信州そばの店だったけど、そばに腰があってとても美味しかった。また来てもいいかな。
以上、「もぐりん」体験レポートでした。
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