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雨ニモマケズ風ニモマケズ… 

宮沢賢治のこの詩を偽善的と受け止める人もいるようですが、むしろ「雨ニモマケズ風ニモマケナイ」人間となれない自分を強く感じていたからこそ、このような詩が生まれたのだと思われます。

宮沢賢治は37歳で死んだのですが、そのわずか2年前に病床で書かれたことを思うと、なおさらそのように感じます。

理由は自分でもよく分かりませんが、
なんとなく心が洗われる気がします。


今日はこの詩を読んで、そして眠りにつきたいと思います。


☆☆☆

雨にも負けず 風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち
欲はなく 決して瞋(いか)らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを自分を勘定に入れずに
よく見聞きし 分かり そして忘れず
野原の松の 林の蔭の 小さな茅葺きの小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないから止めろと言い
日照りのときは涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに 私はなりたい

       宮沢賢治

☆☆☆




   



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