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朝日の偏向報道(youtube)と野口健氏の勇気ある発言 

朝日のこの報道はひどいですな。 悪意に満ちている…。

ダライ・ラマ法王記者会見(遠藤行泰記者の解説)



マスコミも政治家も日本の聖火ランナーも、どうにも態度が煮え切らない。

長い目で見るならば、中国人の反日感情を鎮めるというメリットもあるかもしれないけど、今現に弾圧や同化政策に苦しんでいるチベット人はどうでもいいというのだろうか?




日本での聖火リレーの出発地点は善光寺。もちろん仏教の寺院だ。

宗派は違えどもチベット仏教と同じ宗教である。

同じ仏教徒を弾圧する中国共産党に組するのか?、ということで、善光寺への抗議も多くなされているようですが、

出発地点を変更するというのは現実的ではない。そこまでは求めない。でも何らかのメッセージは発してほしいところ。

だんまりってのだけはやめてほしい。



それに比べ、アルピニストの野口健さんは実にはっきりとモノを言った。

ひどく感心したので、中国への抗議の意味もこめて、月刊誌『Voice』に掲載された野口さんのインタビュー記事の全文を掲載したい。

Voiceさん。今度、いや、いつか必ず買いますから、著作権については大きな心で許諾してください…。


☆☆☆

わが聖地・チベットの苦しみ:野口健(アルピニスト)(1)
2008年4月10日(木)14:43

中国当局の激しい弾圧に、世界的な登山家が怒りの声をあげた。北京オリンピックを控えたいま、わが国はチベットになにができるのか

野口健さんは世界七大陸の最高峰を世界最年少(当時)で登頂したことで、あまりに有名な登山家である。エベレスト(チベット名・チョモランマ)や富士山で清掃活動を行なったり、「野口健・環境学校」を開設したりするなど、環境保護活動に精力的に取り組んでいることでも知られている。甘いマスクと知的な語り口で、性別、世代を超え、ファンも多い。その野口さんが、珍しく怒りをあらわにしている。チベットを支配してきた中国がチベット人の命懸けの抗議行動を戦車や装甲車まで持ち出して弾圧し、おびただしい流血を招いたからである。チベットに通い詰め、チベット人に対して中国が何をしてきたかを知っていた野口さんは、こうなることが「時間の問題」と感じていたという。登山家である彼が、なぜ中国非難の声を上げたのか。日本はこの事態にどう対応すべきか。率直な意見を聞いた。(取材・構成:山際澄夫)

中国資本による凄まじい開発

山際 3月14日にチベット自治区のラサで発生した僧侶らによる"騒乱"は、四川、青海、甘粛各省のチベット人居住区に拡大し、中国の治安部隊はこれに銃撃を浴びせています。
野口さんは昨年、チベット側からエベレスト登頂に成功されました。チベット人との交流も深いと思いますが、今回の事態をどのようにご覧になっていますか。

野口 はっきりいえば、こうなるのは時間の問題だと思っていました。中国の警察が木の棒でチベット人を引っぱたく光景をよく見掛けましたから。

山際 日常的に、そういう行為をやっているのですか。

野口 そう、しかもそれはラサに限りません。浮浪者のような人が寝転がっているだけで殴る。それが常態化しているんです。
エベレストの比較的近くに、ネパールとの国境であるナンパ・ラ峠があります。チベット人はその峠を越えてネパールに入り、交易や巡礼をする。峠のネパール側にはシェルパ族の村があり、私がネパールに行ったときも牛に似たヤクという動物に品物を載せて、彼らはシェルパ族の村に行商に来ていました。
2006年10月13日、いつものように彼らがナンパ・ラ峠を越えようとしたとき、一行に向けて中国警備当局が銃を発射した。近くにいたヨーロッパの登山家が一部始終を撮影し、その映像がユーチューブを通じて世界に流れ、弾圧の現状が知られるところとなりました。
私も映像を見ましたが、ほんとうに驚きましたね。行列の先頭の人が撃たれて倒れたら、普通の人は逃げるでしょう。しかし、彼らはまったく動じない。さらにパーンと撃たれ、次の人が倒れても、整然と歩いている。チベット人の覚悟を見た気がしました。

山際 彼らはチベットからの難民ではないのですか。難民がナンパ・ラ峠を越え、ネパールに逃れようとした、という見方もありますね。

野口 あのルートは有名で、交易する人も、難民も、同じ道を歩くんです。真相ははっきりわからない。にもかかわらず『朝日新聞』は、チベット人が中国警備隊に危害を加えようとしたから、正当防衛で撃った、と報道した。
その後、清掃活動のためにエベレストに足を運びましたが、ベースキャンプで大変な人数の「公安」を見掛けました。僕らが清掃で何を拾っているかも調べに来ましたし、アメリカ人が「フリー・チベット(チベット解放)」と看板に書いただけで逮捕したり、という厳しさでした。

山際 しかも中国は今年、北京オリンピックを控えている状況です。

野口 だから極度に神経質になっているんです。エベレスト山頂に向けて聖火リレーが行なわれる予定で、中国警備隊にとってはその実現が最重要課題。5月10日に聖火を山頂に上げる、とすでに発表していますから。そのために現地に300人を待機させています。チベット人の知人に「でも天気が悪かったらどうするの?」と聞いたら、「それでも上げなきゃいけない。300人いるから押し込んでいけば何とかなる」と。「それでは旅順攻防戦の203高地と同じだ」といったんですが。
周囲の開発もいま、凄まじい。1995年にラサへ行き、毎年のように足を運んでいますが、最初に訪れた時点で、かなり中国資本による開発が進んでいました。オリンピックの準備でそれが加速して、1年単位で町の姿は変貌している。チベットの町は路地裏が入り組んでいますが、それが年々壊され、すべて大通りに変わっています。高層建築が増え、秋葉原の電気街のようなショッピングセンターも、高級ホテルもある。上海に通じる鉄道(青蔵鉄道)も開通し、その駅の規模たるや、東京駅など目ではないくらいです。
そうなると、今度は観光客がやって来る。2006年には21万人だったのが、2007年は36万5000人にまで増えました。

山際 急増しているわけですね。

野口 そこから新しいビジネスが生まれ、さらに中国人がなだれ込む。ベースキャンプにしても、すっかり様変わりしてしまいました。

山際 心あるチベット人は危機感を覚えていたんでしょうね。ところでベースキャンプというのは、固定された場所にあるのですか。

野口 そうですね。日本でいえば、富士山の5合目、というイメージです。ラサからベースキャンプまでのほとんどを舗装し、民宿やお土産屋、定食屋、女性付きのパブまである。去年からは観光バスもどんどん上るようになりました。
じつは今年の春も、チベット側で清掃活動をする予定だったんです。ところがオリンピックの前だから、ゴミのあるところを写すな、と条件が付いた。それならやる意味がないので、ネパール側から山に登る準備をいま進めているところです。

ダライ・ラマの言い分は正しい

山際 野口さんはどのようなかたちでチベット人と交流されるんですか。シェルパ(山岳案内人・荷運び人)と一緒に登頂するときでしょうか。

野口 ネパール人はイギリスの影響でシェルパとして登山隊のサポート要員となったりしますが、チベット側にはそういう文化がありません。チベット人は、ベースキャンプのさらに上のほう、ヤクが上がれるところまで、ヤク使いとして来るんです。6000メートルぐらいまでは、チベット人と一緒に登る。あるいはチベット登山協会という組織があって登山家たちの面倒を見てくれますが、そこでもさまざまな話をする機会があります。

山際 聖火をエベレストに上げる、という話がありましたが、チベット人にとってエベレストは神様の宿る「聖なる山」です。心情としていたたまれないのではないか。中国に対するチベット人の本心を、野口さんはお聞きになったことがありますか。

野口 表面的にはなかなかわかりませんが、親しくなると本音を語りますね。ダライ・ラマがインドに亡命したあとに、中国が認可したパンチェン・ラマというお坊さんがいます。チベット仏教ではダライ・ラマに次ぐ高僧ですが、チベット人は彼を傀儡だ、と思っている。象徴は必要ですから、とりあえず認めてはいますけど。
今回の暴動について中国政府は、ダライ・ラマが裏で糸を引いている、といっています。しかし本人は否定しています。私はダライ・ラマの言い分が正しい、と思う。もしほんとうに彼が「戦え!」といえば、あの程度では済みません。一億玉砕のようなことが起きるでしょう。

山際 ダライ・ラマに対する尊敬心や宗教心が、チベット人にはまだ根付いているんですね。

野口 そうですね。しかしそれはイラスム教徒的な盲目心ではありません。ダライ・ラマとはチベット仏教の象徴であると同時に、チベットそのものの象徴です。長きにわたってチベットは中国に支配され、虐げられ、苦しんできた。国力が違いますから、まともに戦っても勝てません。だからじっと耐えてきたし、どこかで中国の一部になるのをよしとした部分すらあるように思います。中国の政策によってものが溢れ、町全体も裕福になった。いまのほうが快適だ、と若者などは思っているのではないでしょうか。
しかし裕福になれば、新しい問題が起きる。アルコールが入ってきて、チベット人は酒を飲みますから、中毒者が増え、ラサでは酔った浮浪者が徘徊している状況です。経済格差も発生し、社会の脱落者が出てきた。精神的にすさんでいくわけです。
外交官だった私の父(野口雅昭氏・京都文教大学教授)は、戦後教育が日本の心を壊していくのを目の当たりにした、といいましたが、中国もチベットに対して同じことをやろうとしている。あからさまな弾圧はできないから、精神構造から崩していくという戦略です。

山際 ダライ・ラマは、「文化的ジェノサイド」といいましたね。チベット独自の文化や伝統を宗教も含めて根絶やしにし、チベットの生息空間をなくそうとしている。インドに亡命しているダライ・ラマの姉も「魂が大事で、それを失ってしまえば民族は滅びる」と発言しているようです。
中国の同化政策とは、一言でいえば、「魂を奪う政策」です。チベットの寺院では中国の愛国主義教育、つまり中国共産党を讃える教育まで行なっているという、驚くべき実態がある。

野口 「共産党バンザイ」という文言が、町中の至るところに書いてありますからね。しかし最後の最後、その文化の部分でチベット人はダライ・ラマに寄り添い、必死に抵抗している。耐えてきた彼らがついに爆発した。それが今回の騒乱です。

山際 チベットはもともとは独立国家です。チベット人の全人口は600万人程度なのに、中国によって100万を超えるチベット人が虐殺されてきた。チベット出身のペマ・ギャルポさんの話を聞くと、家族が1人も虐殺の目に遭っていない人は見当たらないそうです。そのような扱いを受けても、彼らはけっして武力で抵抗しない。

野口 短刀はもっていますが、実際に使用することはありません。

山際 そんなチベット人に対し、中国政府は、「人民戦争だ」と言い放った。戦争状態だから、銃撃し、殺してもよい、としたのです。

野口 中国はいつもそうで、ナンパ・ラ峠でチベット人への銃撃が話題になったときも、初めは事実すら認めませんでした。しかし映像が世界に行き渡ってしまうと、「チベット人が危害を加えてきたから、正当防衛で撃った」と訂正した。今回も同じで、最初は「発砲していない」といったでしょう。それが次には「警察が身の危険を感じ、正当防衛として威嚇射撃をした」と。死者の数についてもチベット亡命政府が「140人以上」、中国側は「20人」と食い違っている。
中国が20人しか撃ち殺していない自信があるなら、世界のメディアに「取材してください」といえばいい。しかし当局が取材許可を与えた海外メディアの記者は10数人、日本では共同通信社だけ。外国人旅行者ですら、多くがカメラやビデオを没収されている。没収自体が隠蔽行為です。

山際 「毒ギョーザ事件」に対する対応も同じですね。しかし、なぜこのタイミングでチベット人は暴動を起こしたのでしょうか。

野口 北京オリンピックで世界の目が中国に集まっているいまなら、国際社会が注目してくれる、と考えたのでしょう。戦略として正しいと思います。彼らには武力がありませんから、国際社会に訴えるしか手段がない。逆にいえば、彼らが必死で訴えるメッセージを、僕たちはしっかりキャッチしなければならないんです。

いま発言しなければ、僕は十字架を背負う

山際 そういう意味では、国際社会はチベットの声を受け止めていますね。3月21日、アメリカの米議会下院議長のペロシ氏がインドでダライ・ラマと会談し、中国政府の行動を強く非難したうえで、「中国政府の弾圧に声を上げないなら、人権を語る資格を失う」といいました。

野口 EU議会も「北京オリンピック開会式のボイコットも辞さない」と発言しました。実際にボイコットするかは別にして、いま中国はそういわれるのがいちばん怖い。EUはそのカードを切った。日本ももっと人権問題など、さまざまなカードを使うべきでしょう。

山際 アメリカではリチャード・ギアやミア・ファロー、ミア・ファローに煽られたスティーブン・スピルバーグなど、数えきれない人が非難の声を上げています。しかし日本では、町村官房長官が「基本的には中国の国内問題というものの、双方の自制を求める」という、何がいいたいのかよくわからない発言を行なった程度でした。

野口 中国は最初、チベット人が店舗を壊し、物品を略奪する映像を外部に流しました。予備知識なしであの映像に出合えば、おなかをすかせた農民一揆のように見える。それに対して「正当防衛で撃った」というんです。「双方」という言葉を使った時点で、中国に加担していることになる。

山際 そんな状況下、野口さんが声を上げられたのは素晴らしいことだと思います。

野口 じつは登山家は皆、現状をよく知っているんです。チベットと登山家の縁は深く、チベット人に対する思いも同じ。問題は、その思いを公の場でいうか、それともいわないか。僕がチベットについて自分のブログやホームページに書いたときも、「よく書いたな。おまえはもうチベット側から登れないぞ」といわれました。実際にそうだと思います。僕の最終目標はエベレストをチベット側から登ってネパール側に降りることでしたが、それが失われてしまった。登山家の多くが自身の欲望のために発言を控えるのは、ある意味、当然のことでしょう。
しかし、僕はその欲望と、現場を知ってしまった人間の思いのどちらを優先すべきか、自分に聞いたんです。そして、やはり後者を優先すべき、という答えが出た。いま発言しなければ、そのために僕は十字架を背負うことになるんです。
オリンピック選手にしても同じですが、しかし登山家とは違い、彼らは現役年齢が限られている。4年に1度のチャンスを奪うのはきわめて酷な話です。彼らが発言できないならば、代わりに政治家がいえばいいのに、日本はそうしない。
登山家や政治家だけではありません。メディアも一緒です。騒乱が起こる前ですが、ある新聞の取材で「もうすぐチベットで大変なことが起きる、そう書いてください」といいました。しかし「オリンピックの取材許可が下りなくなるから、無理です」と返された。事態はそこまで進んでいるのか、と愕然としましたね。
しかし、本当に日本人はチベット問題に関心がない。一昨年、アメリカのボルダーという町に行きましたが、至るところで「フリー・チベット」という看板を見掛けました。本屋にもチベットの旗がはためいていた。日本でそんな光景に出合うことはないでしょう。

山際 日本とチベットは近い国なのに、あまりに態度が冷淡です。

野口 父親にいわせれば、扱うのが面倒なテーマらしいんです。その話題に触れるだけで、日本と中国の関係が冷えきっていく。触れないほうが無難、と判断しているようですが、本当にそれでいいのか。

山際 最終的にこの問題は、どうやって収束させればよいのでしょうか。

野口 北京オリンピックまでは中国もある程度、自制すると思います。僕がいちばん恐れているのは、オリンピック後、中国が復讐に出ること。暴動が起きた場所に調査団を置いて、復讐できないシステムをつくることが不可欠でしょうね。4月にネパールで7年ぶりの選挙がありますが、あの国は政府と共産ゲリラがずっと戦っていて、日本の自衛隊などさまざまな国の軍隊が、選挙がきちんと行なわれるかを監視する。チベットでも同じようなことをやればよい。
単純にボイコットせよ、というのではなくて、ボイコットはしない。代わりに調査団を設置させよ、ダライ・ラマとも直接対話を行なえ、といえばいいんです。いちばん避けるべきは、無責任にオリンピックに参加すること。オリンピックを開催したため、新たな血が流れる可能性がある。そうなれば選手だって傷つきます。自分が金メダルを取ってもその後に血が流れれば、生涯、十字架を背負って生きなければならない。直接的ではないにせよ、そうすること自体が中国への「加担」ですから。

山際 オリンピックというのは平和の象徴であり、正義の象徴です。

野口 ある意味で、政治の象徴でもあるんです。「政治をよくしていく」というポジティブな意味で。今回のチベット問題も、まさに政治問題でしょう。オリンピックによって実態を世界中が感知し、政治路線が変わっていくなら、それは世界にとってプラスです。「オリンピックと政治は別だ」と中国はいいますが、両者は必ずしも切り離せない。過去の歴史がそれを証明しています。ならばその関係を、ポジティブな意味に捉え直さなければならない。

山際 おっしゃるとおりですね。

遺骨収集に関心をもった理由

山際 野口さんは25歳のときに「七大陸最高峰世界最年少登頂記録」を樹立されて以降、エベレストや富士山のゴミ問題を訴えたり、地球温暖化による氷河の融解防止活動を行なうなど、積極的な活動を続けていらっしゃいます。3月にはフィリピンに大東亜戦争で亡くなった日本兵の遺骨収集にも行かれた、と伺いました。登山と環境のつながりは理解できますが、どうして遺骨収集に関心をもたれたのですか。

野口 2005年のヒマラヤ遠征のとき、8000メートル付近で遭難しかけて、「いよいよここまでか」と思い、遺言を書いたんです。書き終わってボーッとしていたとき、「僕は好きに生きているからいいけれど、戦争に行けといわれて亡くなった人は、どういう気持ちだったんだろう」とふと思いました。即座に事務所の人間に衛星電話をつないで、「もし生きて帰れたら、次のテーマは遺骨収集だ」と伝えた。それがきっかけです。
しかし帰国後にいろいろ調べてみたら、まず遺骨収集隊自体が日本にほとんどない。実行に移せないまま3年が過ぎ、ようやく今回の機会を得ました。

山際 足を運ばれた印象はいかがでしたか。

野口 壮絶でした。フィリピンのセブ島を中心にいろんな離島に行きましたが、今回行ったのは調査隊が1回も入ったことがない、初めて発見された場所で、ある洞窟のなかに入ったら、少なく見積もっても200~300体の遺骨が出てきた。洞窟から出るときにふと振り返ったら、僕は霊感のない人間ですが、遺骨の山から「オレたちは60年、ここにいるんだ。おまえは帰るのか?」といった、なんともいえない気配を感じましたね。
新聞記者も1人同行していて、彼に「なぜ日本の新聞は遺骨の問題をあまり書かないのか」と聞いたら、「あれは日本の支配戦争で、悪の戦争だった。アジアに銃剣を向けて苦しめた彼らの遺骨を回収するのは、最後の最後でいい」といわれました。アジアに対する補償などをその前に行なわなければ、というわけです。
しかし現場の兵士からすれば「戦争に行け」といわれてフィリピンに行ったわけで、きっと最後は「天皇陛下万歳!」ではなく、「母ちゃんに会いたい」「家族に会いたい」といって死んでいったはず。本当に日本という国は冷たいな、としみじみ感じましたね。

山際 チベットに対してだけではなく、自国民に対してもまた、日本人は冷たいんですね。

野口 触れないほうが無難、という構図がここにもあって、遺骨の収集活動は厚生労働省の管轄ですが、海外のことだから、外務省の協力も必要です。しかし外務省の人はそれをすごく嫌がる。理由はただ「厄介だから」。

山際 拉致問題などにしても同じです。戦後60年間、この国は病理に侵されてきたのかもしれません。

野口 だからこそ、さまざまなかたちで声を上げていくことが大事。さもなければ物事は動かない。僕はそう思っているんです。

☆☆☆


コメント

■署名して世界に意志表示■(ドイツの有志が立ち上げました)
2008 For The People Of TIBET
http://www.for-the-people-of-tibet.net/
(ページを開くと音楽が流れ、しばらくすると下の方に記入欄が出てきます)

「世界の人々は彼等の宗教・国そして己々の人生を略奪された時、その事実に
目を逸らすべきではありません。チベットの潔白・弾圧されている人々の為に
その名にかけて、私達は此処に署名いたします。」…という内容です。

サイトについての詳しい情報は画面下の表示タグよりアクセスして下さい。
※サイトの信憑性については自己判断でお願いします。
過去の投稿から名前はHNでもよいようです。

★自由にコピペして下さい
現時点で世界各国より約一万五千人の署名が寄せられています。
是非【JAPAN】からも宜しく!

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